EDとは、勃起不全あるいは勃起障害とも言われている症状のことです。
EDの定義は、「満足な性行為を行うのに十分な勃起状態が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」です。
以下サイトにてセルフチェックも行う事ができます。
EDセルフチェック
上記に心当たりがあれば一度ご受診ください。当クリニックでは予約不要でご受診いただけます。
治療について
ED治療薬を服用後、遅くとも1時間程度後までには、効果が現れるようになります。
持続時間ですがバイアグラ(当クリニックでは取り扱いはございません)は4時間程度、レビトラは長くても10時間程度、シアリスは36時間程度とされていますが、持続時間内はずっと勃起状態を維持しているというわけでなく、性的興奮があったときに勃起しやすくなります。
副作用について
- レビトラ:顔のほてり、頭痛のほか、鼻づまりなど
- シアリス:頭痛、皮膚の赤らみ、ほてり、消化不良など
このほか、ED治療薬と併用してはいけない禁忌薬として、硝酸剤、抗不整脈薬、抗真菌薬の飲み薬、HIV治療薬(レビトラのみ)がありますので、使用の際は必ず医師の指示に従ってください。
現在、レビトラは発売中止(安定供給が困難)の為、代替薬としてジェネリックのパルデナフィルを処方しております。
EDと包茎について
包茎の方は、物理的な要因や心理的要因によりEDを発症する可能性があります。EDと包茎の関係と、要因は大まかに物理的要因と心理的要因に分けられます。
物理的要因
包茎には主に、仮性包茎・真性包茎・カントン包茎の3種類があります。この中で、仮性包茎は勃起状態で亀頭が露出した状態になる為、性行為時に物理的な問題は発生することはなく物理的要因によるEDにはなりません。しかし、真性包茎やカントン包茎の場合、物理的な問題によりEDになる可能性があります。
真性包茎でも、性行為を行えていれば問題ありません。しかし、挿入時に包皮が引き裂かれるような痛みなどがあると、物理的問題により勃起を維持できなくなります。また、カントン包茎の場合、性行為中に包皮が剥けて亀頭が強く締め付けられ、その痛みにより勃起が維持できなくなることがあります。
このように、真性包茎・カントン包茎では、勃起機能そのものはできるものの勃起を正しく維持できず、EDとなってしまうことがあるわけです。こうした問題については、ED治療薬では改善できません。包茎という物理的な問題ですので、手術による改善が効果的であるといえます。
心理的要因
包茎によるコンプレックスが心理的要因となり、EDになるケースもあります。
包茎で悩んでいる方は、「パートナーに性器を見せるのが恥ずかしい」「変だと思われているかもしれない」といったことでストレスを抱えています。このようなストレスや不安がトリガーとなり、EDを引き起こしてしまう可能性があるのです。これは、真性包茎でも仮性包茎でも起こり得る問題です。
心理的要因によるEDの改善には、ED治療薬の使用が効果的といえます。薬の効果によってペニスの血流が良くなり、「薬を飲んだので大丈夫」という安心感や自信が生まれて勃起しやすい状態になる為です。
また、悩みの根本である包茎を改善することも心理的要因によるEDを改善することにつながります。物理的に包皮を切除して亀頭がしっかり露出できる状態になれば、見た目に対してのコンプレックスを持つことはありません。ED治療薬を併用し、いずれ自然に勃起することもできるようになることも望めるでしょう。
包茎の改善
EDの悩みはED治療薬によって改善が可能です。しかし、包茎による物理的・心理的要因によってEDになっている場合は、根本の問題である包茎の改善もED治療の一助となる可能性があります。余った包皮を物理的に切除する包茎手術を行えば、仮性包茎・真性包茎・カントン包茎といったあらゆる包茎をしっかりと改善できます。EDの原因となっていた包茎を物理的に改善することで、自信がつき勃起がしやすくなるでしょう。
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東京ノーストクリニック