当クリニックでおこなう腸内フローラ検査
腸内にはたくさんの常在細菌が生息しています。
これを腸内細菌といい、その種類は1000種類以上、その数は約100兆個、重さにして約1.5kgもの腸内細菌がすみついていると言われます。特に大腸には多種多様な腸内細菌が生息しており、様々な種類が住み着いている様子から花畑にちなんでフローラ(flora)=お花畑 と呼ばれています。
腸内フローラですが、ひとそれぞれ最適な腸内細菌のバランスは異なります。
腸内フローラの検査方法
最新の腸内フローラ検査「Micro Bio Me」「Mykinso Pro」を当クリニックでは導入しております。少量の便を採取して頂くだけの簡単な検査方法で大腸内に生息している細菌について調べることができます。
Micro Bio Me
- 今話題の脳腸相関や免疫スコア、50種類以上の菌の状態など約70項目がわかる
- あなたに不足する有用菌(善玉菌)がわかる
- 不足する有用菌(善玉菌)がよろこぶ食材がわかる
- いつもの腸活からさらに一歩進んだアクションをとることができる
- あなたの腸内細菌の潜在能力(ビタミンや短鎖脂肪酸を作る能力)がわかる
Micro Bio Meの流れ
Mykinso Pro
- 腸内細菌の多様性(細菌の種類の多さ)がわかる
- 主要な細菌の割合(乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸産生菌、エクオール産生菌)がわかる
- 腸内フローラの組成
- 疾患別のリスク判定ができる
- 便秘・下痢のタイプの判定ができる
Mykinso Proの流れ
腸内フローラ検査を行うメリット
腸内細菌のバランスの乱れは腹痛・便秘・下痢などの便通異常や、肥満、腸に関わる疾患(大腸がん・潰瘍性大腸炎など)の他に、肝臓がん、糖尿病・アレルギー・うつ・リウマチ・認知症などの様々な疾患と腸内フローラとの関連も示唆されております。腸内フローラの状態を見れば、腸内菌のバランスが良いかどうかを判断することができます。自分の体調と検査結果を照らし合わせ、自分自身のデータとの比較を繰り返すことで、自分に合った腸内フローラのバランスの把握ができるようになります。
当クリニックの腸内フローラ検査でわかること
- 太りやすさ:肥満と関わりがあると考えられている菌の比率を表示します
- 菌の多様性(腸内細菌の種類の多さ)
- 主要な細菌の割合(乳酸菌、ビフィズス菌、酪酸産生菌、エクオール産生菌)
- 腸のタイプ
- 腸内の菌構成
- 腸内環境の推移;生活習慣の変化に合わせて、腸内環境が変化する推移をチェックできます
- 便秘・下痢のタイプ判定
◇なかでも私たちの健康に大きく関わっていることがわかってきた短鎖脂肪酸の一種「酪酸」を作り出す「酪酸産生菌」や、高い程ストレスや環境変化に適応しやすくなるといわれている「多様性」は非常に重要と言われています。
良い腸内フローラを育てる為には
腸内フローラは食事によって大きな影響を受けるという事がわかってきております。当クリニックでは検査結果を踏まえた腸内フローラ改善の為のアドバイスを行っております。
腸内フローラ検査費用
本検査は保険外診療[自費]となります。
腸内フローラ検査費用 | |
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Micro Bio Me(全額自己負担・診察料含む) | 39,600円(税込) |
Mykinso Pro(全額自己負担・診察料含む) | 24,200円(税込) |